J.TESORI SOUND WORKSHOP

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オーディオエンジニアのための映像同期技術コース

こんな方にお勧め

  • 映像を含むデジタルオーディオシステムの同期に関する知識を短期間で学習したい方
  • 映像を含むデジタルオーディオシステムの設計や機器導入を計画している方
  • 映像とオーディオに関連した制作現場で仕事をしている方
  • 最先端の映像やオーディオシステムに関心を持っている方

本コース開催の背景

昨今のオーディオシステムにおいて、アナログ信号を扱うのは、アナログアンプとスピーカ、そして、マイクロホンとマイクロホンプリアンプだけとなり、ほとんどデジタルオーディオが利用されています。さらに、デジタルマイクロホンや、デジタルオーディオIFを有するスピーカも登場し、デジタルオーディオの知識なくしては、オーディオに関するいかなる仕事も円滑に進めることができなくなってきました。

一方、映像システムも、NTSC、HDTVそしてUHDTVへと進化し続けています。映像とオーディオの両方を取り扱うシステム設計や制作現場では、デジタルオーディオの知識に加えて、映像に関する基本的な知識や、映像とデジタルオーディオ間の同期に関する知識が必須となっています。

トレーニングの特長

本コースでは、映像システムの基礎、映像を含むデジタルオーディオシステムでの同期に関する知識を学びます。さらに、映像とオーディオの時間をロックさせるために必要なタイムコードについて学び、リップシンクずれの問題についても解説します。そして、実際の映像・オーディオシステムでの同期系統の構築や、同システムを用いた制作現場での注意点についても解説します。最後に、SDIおよびHD-SDIによるオーディオ信号伝送について解説します。

講師は、JTSW主宰・栗山が全体コーディネートを担当します。そして、映像を含めたデジタルシステムに関しては、制作現場や技術標準化の経験が豊富な濱崎公男氏をゲスト講師として迎え、技術の基礎から現場でのシステムの実例と課題、そして、今後の動向まで具体的で分かりやすい解説を行います。

期待できる成果

デジタルオーディオ関連の仕事に従事される方や、映像とオーディオを合わせたシステムや制作現場にかかわるどのような方も、デジタルオーディオや同期系に関する疑問解消は元より、より高度な映像・デジタルオーディオシステム構築や制作現場に対応する足掛かりとして、十分な知識を得ることができます。

開催概要

日     時 2015年1月15日(木)14時30分開始~19時30分終了(全5時間)
第1回トレーニングは終了いたしました。次回のご参加をお待ちしております。
会   場 大田区産業プラザ(PiO)
東京都大田区南蒲田1丁目20-20
京浜急行「京急蒲田」駅より徒歩約3分
受 講 料 10,000円(消費税別)
※費用に含まれるもの:研修資料
  • <カリキュラム>

    1. 映像システムの基礎

    ➀ オーディオエンジニアにとっての映像システム
    ➁ NTSC
    ➂ HDTV
    ➃ UHDTV
    ➄ 映像のみのシステム同期

    2. オーディオと映像が共存するシステムにおける同期

    ➀ 同期信号
    ➁ フレーム周波数と1000/1001の問題
    ➂ AES11規格

    3. タイムコードによる映像とオーディオの時間ロック

    ➀ デジタル同期とタイムコードロックの関係
    ➁ タイムコードの基礎
    ➂ タイムコードロックの実際
    ➃ リップシンクずれの問題

    4. 実際のシステムでの同期系設計

    5. SDI、HD-SDIによるデジタルオーディオ伝送

    ➀ SDI、HD-SDIの基礎
    ➁ SDI、HD-SDIによるデジタルオーディオ伝送
    ➂ HD-SDIによる映像・オーディオシステム構築


     ※トレーニング内容は、都合により多少変更する可能性があります

  • 浜崎講師写真

    濱﨑 公男
    はまさき きみお

    九州芸術工科大学(現九州大学)大学院修士課程情報伝達専攻修了。

    NHKに入局、フィルム映像とアナログテープ録音再生機によるコンテンツ制作からキャリアをスタートし、デジタルオーディオ機器の研究開発と、同機器によるコンテンツ制作、マルチチャンネルオーディオフォーマットや関連機器の研究開発と、同機器によるコンテンツ制作などに従事。音楽録音、特にクラッシック音楽の録音を国内外で多数実施。
    AES、SMPTE、IEC、EBU等でのオーディオ関連の標準化にも従事したほか、AESでは役員や各種委員会チェアなどを担当。

    現在は、ARTSRIDGE LLC(合同会社アーツリッジ)の代表。
    AES Fellowship Award(2005年)他、国内外の受賞多数。

    講師栗山写真

    栗山 譲二
    くりやま じょうじ

    九州芸術工科大学(現九州大学)大学院修了、TOA株式会社入社。

    当初よりデジタル信号処理の音響分野への可能性に興味を持ち、ハウリング抑圧やスピーカ指向性制御などを研究。研究段階でもリアルタイム処理にこだわり、オーディオ用のデジタルチップが無い当時、AD/DA変換機やDSPをディスクリートで組み音出し実験を続け、アルゴリズムと聴こえの関係を模索。

    1980年代後半から、統合型デジタルプロセッサー"SAORI"、ウィーン国立歌劇場向け劇場用デジタル卓、NHK向け放送用デジタル卓、ポストプロダクション向けデジタル卓、などを開発。それらは、最も早くデジタル化したプロオーディオ製品の一つとして、国内外のメーカーやサウンドオペレータに多大な影響を与える。

    その功績が評価され、2002年音響家協会賞を受賞。

    2001年、ボーズ株式会社に技術顧問として転籍。デジタルプロセッサーや民生スピーカ開発に携わる。同時に経営にも参画、2008年よりボーズ株式会社の代表を務める。

    現在は、技術コンサルティングや研究用音響機器の開発販売を行う株式会社J.TESORI(ジェイテゾーリ)の代表。
    2012年11月、J.TESORI SOUND WORKSHOP(JTSW)をスタート。
    JTSWの目的は二つ。知識や理論の学習と、経験や知恵を交換し合う場の提供。一つ所で異なる立場の人々が学ぶことで、個人のスキルアップとともに互いに影響し合い、皆で成長する、それが栗山の目指すJTSWの姿です。
  • 日   時 2015年1月15日(木)14時30分開始~19時30分終了
    第1回トレーニングは終了いたしました。次回のご参加をお待ちしております。
    講習時間 全5時間
    費   用 10,000円(消費税別)
    ※費用に含まれるもの:研修資料
    場   所 大田区産業プラザ(PiO)   B会議室
    東京都大田区南蒲田1丁目20-20  TEL:03-3733-6600
    ■京浜急行「京急蒲田」駅(東口)より徒歩約3分
    ■JR京浜東北線、東急池上・多摩川線「蒲田」駅(東口)より徒歩約13分
  • ご予約流れ

    JTSWトレーニングのお申込みは、こちらのフォームでご入力いただくか、
    メール:info@jtesori.com か、FAX:050-3730-4828で、こちらのお申込み書( PDF版 , ワード版 )をご送付ください

    本トレーニングは、少人数定員制にしております。
    お申込みいただきましたら、JTSW事務局でお席の確認後、折り返し振込み口座情報などのご連絡を差し上げます。
    研修形式の都合上、お支払いいただいた時点で正式にお申込み完了とさせていただいておりますが、企業様用のお手続きとして、請求書による処理も可能です。
    その他ご不明な点がおありでしたらお気軽にご相談ください。

    なお、受付完了後のキャンセルは、少人数定員制をとっております都合上、ご遠慮いただけますようお願い申し上げます。
    受講者の変更は可能ですので、できるだけ代理の方の参加をお願いいたします。
    万が一キャンセルされる場合には、ご連絡いただいた時期によって以下の通りキャンセル料が発生いたしますのでご了承ください。
    また、受講者変更キャンセルのご連絡は、お手数ですが上記メールかFaxにてお願いいたします。

    キャンセルポリシー
    セミナー開催30日前~8日前 :受講料の50%
    セミナー開催7日前~3日前 :受講料の70%
    セミナー開催2日前~当日 :受講料の100%
  • JTSWに関して、何かお聞きになりたいことがおありでしたら、お問合せフォームからご連絡ください。
    メール(info@jtesori.com)か、FAX.(050-3730-4828)、またはお電話(03-6434-9879)でも受付けておりますので、お気軽にご連絡ください。
  • 2015.1.15  オーディオエンジニアのための映像同期技術コース

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