電子書籍「DIYのための オーディオシステム再構築」 第六版

本書は、既存のオーディオシステムを、デジタル技術を使ってどのように創り直していくか、測定法や設定法をまとめたものです。
miniDSP社の製品を使って、マルチウェイスピーカーやリスニングルームの音響補正を行い、その方法の詳細解説と共に、代表的なシステム構築例を紹介しています。
オーディオDIYファンには実践的な解説書として、プロオーディオの方々には音響信号のデジタル処理入門書としてご活用いただけます。
※ 水色字 第六版追加部分
  • 電子書籍 P.66
  • 電子書籍 P.127
  • 電子書籍 P.147

◆ 目次 ◆

第一章 オーディオ機器と音響特性
  1. パワーアンプとスピーカー
  2. スピーカーと空間
  3. イヤフォンとヘッドフォン
第二章 特性測定と補正ツールの使用方法
  1. REWソフト
  2. AudioToolsアプリ
  3. CLIO Pocket
  4. 測定マイク
  5. 耳の特性測定
第三章 使用する主なデジタル機器
  1. 機器間接続
  2. DAC及び関連機器
  3. miniDSP 2×4
    ① ハードウェア仕様
    ② プラグインソフト
    ③ 2Way Crossover ADV
    ④ 4Way Crossover ADV
  4. Dirac Liveソフト
  5. miniDSP DiracLive
  6. miniDSP nanoDIGI 2×8
    ① ハードウェア仕様
    ② プラグイン
  7. miniDSP 2×4 HD
    ① ハードウェア仕様
    ② プラグイン
  8. rePhaseによるFIRフィルター設計
    ① 補正の流れ
    ② 特性補正
    ③ FIR係数の生成と書き出し
  9. FIR DesignerによるFIRフィルター設計
    ① FIRフィルター係数設計の準備
    ② 手動調整
    ③ 自動調整
    ④ 特性の確認とエキスポート
  10. miniDSP DDRC-24
    ① ハードウエア仕様
    ② 内部構成と再生システム
    ③ ソフトウエアの準備
    ④ プラグインソフトと主機能
    ⑤ Dirac Livの適用
    ⑥ DDRC-24の操作
第四章 システム構築事例と設定法
  1. 個別特性の調整法
    ① 2ウェイフルレンジにサブウーファーを追加様
    ② 大型ホーンシステムの遅延・EQ補正法
    ③ LC型2ウェイディジタルシステムのEQ補正
  2. EQフィルター生成機能を用いた特性補正法
    ① 2ウェイシステムのEQ補正法
    ② 2ウェイシステムのEQ自動生成法
    ③ ハウスカーブに合わせたルームEQ補正法
    ④ 2チャンネルディジタルシステムと帯域別EQ補正
  3. ルーム補正法
    ① 大型2ウェイホーンシステムにルーム補正を適用
    ② オーディオプロセッサ機器によるルーム補正
    ③ フルディジタルシステムとDiracルーム補正
    ④ HD音楽プレーヤーとルーム補正をPCに集約
  4. マルチチャネルシステム構築とルーム補正法
    ① miniDSP 2×4を使った4チャネルシステム
    ② DiracLiveとminiDSP 2×4で4チャネル
    ③ 4チャネルシステムをDiracLiveルーム補正
  5. イヤフォン・ヘッドフォン
    ① イヤフォン・ヘッドフォンの測定法
    ② ヘッドフォン特性の測定と補正例
    ③ イヤフォン特性の測定
    ④ カナル形イヤフォンの特性測定
    ⑤ ヘッドフォン特性のソフトEQによる補正
    ⑥ ヘッドフォン特性のDirac Liveによる補正
    ⑦ miniDSP EARSを用いた正確なヘッドフォン特性測定
  6. リニアフェーズスピーカーシステム再構築
    ① シングルコーンスピーカーのリニアフェーズ化
    ② プラス・トウイーターシステムの位置調整
    ③ ホーン型2ウエイスピーカーのリニアフェーズ化
    ④ 個別FIR位相補正による2チャンネルシステムの構築
    ⑤ 3チャンネルシステムをPEQとFIRで再構築
    ⑥ FIR Designerによる2ウエイシステムの特性補正
    ⑦ リスニング領域における音の調整法
    ⑧ miniDSP DDRC-24を使った仮想2.2システム
  7. 再生音楽にエフェクトを掛ける
    ① 使用できるエフェクト方式
    ② コンプレッサー
    ③ ダイナミックコンプレッサー
第五章 リスナーにとっての音楽
  1. 音楽再生を楽しむ
  2. 耳に対する音源方向と特性
  3. 耳介形状の影響
  4. 音楽再生
  5. 理想的な再生機能構成
  6. リスニング位置でフラットな SPL特性を得る
  7. DAPフィルタの生成
  8. 自分の好みの音楽を聴く
  9. 小型2ウエイスピーカーへの適用
  10. まとめ
構築例で使用した自作スピーカー例

■ 特長

  • miniDSP社の定番製品である“miniDSP 2×4”のハードとプラグインソフトの使い方を徹底解説
  • “miniDSP 2×4”を使ったクロスオーバーとルームEQの構築例を多数掲載
  • ルーム補正ソフトとして評価の高い“REW”の測定と自動EQ生成方法の解説
  • miniDSP社の畳み込みDSP“DDRC-22”と付属ソフトDiracLiveを使った高度なルーム補正の紹介
  • スピーカーやルームの音響測定の理論解説が分かりやすくされており、音響測定の独学書としても最適
  • どのデバイスやリーダーソフトでも自由に読書できるようにPDFにて提供
  • 販売は本サイトのみ
  • nanoDIGI 2×8 詳細解説追加
  • nanoDIGI 2×8 をフィーチャーしたフルデジタルシステムの事例追加
  • REWハウスカーブ機能の詳細解説とルーム補正事例追加
  • miniDSP 2×4 HDを新たに追加、詳細解説とともにフリーソフトrePhaseによるFIRフィルター設計とその移植方法について分かりやすく解説
  • 音響測定器にCLIO Pocketを追加
  • システム構築事例として、イヤフォンおよびヘッドフォン測定と特性補正を追加、測定に必要な機器や測定手順の記述からminiDSP 2×4 HDによるラウドネス補正まで詳細に解説
  • スピーカーの位相および時間特性について、測定データや図解による詳細解説を追加
  • ルーム補正ソフト“REW”の機能と使い方について、より分かりやすい詳細解説を追加
  • FIRフィルター設計ソフトウェアとして、rePhaseに加えFIR Designerを取り上げ、miniDSP2x4 HDをベースに、それらを使ったリニアフェーズスピーカーシステムの構築を各種事例を基に体系的に解説
  • REWを使った手軽にできる聴覚特性測定を追加
  • miniDSPプラグインとDirac Liveが一体となった新製品miniDSP DDRC-24の仕様説明と詳しい使い方解説、および仮想2.2システムへの応用を追加
  • 音楽再生時にエフェクトをかけることの意義、および各種エフェクトの紹介を追加
  • リスナー個人にフィットした音作りシステムの構築を追加

■ 基本情報

書籍名 DIYのためのオーディオシステム再構築 第六版(電子書籍)
データ形式 PDF(447ページ 約162Mバイト
著者名 新井 悠一
販売元 株式会社J.TESORI
発売日 2021年3月29日
価格 3,800円(税別)
販売場所 当サイト
支払い方法 PayPal、クレジットカード、銀行振込

■ 著者紹介

新井 悠一
1940年 東京生まれ。
秋葉原に通ったラジオ少年、学生時代はアンプの製作に熱中した。コンピュータ企業に就職、その後いくつかのIT企業に勤務のかたわら、木工作、スピーカーシステムの製作、パソコンによる測定システムの制作等DIYに熱中。
「無線と実験」誌 1984年3月号に「パソコンを使ったスピーカーシステムの測定」を投稿以来、現在に至るまで同誌にスピーカーやオーディオ測定関連の記事を投稿している。
弊社販売の“DIYのための REWによるオーディオ測定”“iOSデバイスを使ったオーディオ測定”の著者でもある。

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