Dirac LIVE® 搭載のminiDSP
ルームEQソフトの頂点ともいえるDirac Liveが、Version 3になって新登場。
miniDSP DDRCシリーズとUMIK1 , 2を使えば、リスニングルーム測定からFIRフィルターによる高度なルーム補正までを簡単に実施できます。
DDRCシリーズは、スウェーデンDirac Research社のDirac Live 専用に作られたminiDSPです。
Dirac Liveは、音響測定からFIRフィルターによるEQ生成までを自動化したソフトウェアです。Dirac Liveのガイダンスに従って簡単な音響測定を行えば、FIRフィルターによる複雑な補正EQが自動的に作られます。その後、DDRCにフィルターをエクスポートし、音源とパワーアンプの間にDDRC本体を挿入するだけで、どなたでも自分だけのカスタムなルーム補正を手に入れることができる画期的な製品です。
※Dirac LiveはVersion 3になって日本語にも対応しており、大変使いやすくなっています。
それでは、Dirac Liveで素晴らしいルーム補正効果を手に入れる方法を、順を追ってご紹介しましょう。
Dirac Liveは、音響測定からFIRフィルターによるEQ生成までを自動化したソフトウェアです。Dirac Liveのガイダンスに従って簡単な音響測定を行えば、FIRフィルターによる複雑な補正EQが自動的に作られます。その後、DDRCにフィルターをエクスポートし、音源とパワーアンプの間にDDRC本体を挿入するだけで、どなたでも自分だけのカスタムなルーム補正を手に入れることができる画期的な製品です。
※Dirac LiveはVersion 3になって日本語にも対応しており、大変使いやすくなっています。
それでは、Dirac Liveで素晴らしいルーム補正効果を手に入れる方法を、順を追ってご紹介しましょう。
DDRCシリーズ、UMIK1あるいはUMIK2を、それぞれUSBでパソコンに接続します。
miniDSPプラグインソフトを立ち上げ、Start Dirac Live SoftwareボタンをクリックするとDirac Liveが起動し、DDRCシリーズが検知されると以下のような画面が表示されます(DDRC-24の例)。

DDRC-24を選択すると、次にマイク選択の画面が現れます。以下の場合、UMIK-2を選びます。その後、測定時の再生音量の調整画面が出てきます(ここでは割愛)。
miniDSPプラグインソフトを立ち上げ、Start Dirac Live SoftwareボタンをクリックするとDirac Liveが起動し、DDRCシリーズが検知されると以下のような画面が表示されます(DDRC-24の例)。

DDRC-24を選択すると、次にマイク選択の画面が現れます。以下の場合、UMIK-2を選びます。その後、測定時の再生音量の調整画面が出てきます(ここでは割愛)。

測定は、画面の指示に従ってUMIKをその場所に移動させて行います。
以下の例(最も小さいリスニングポジション)では、9ヶ所で測定します。広いタイプを選ぶと17か所で測定を行います。
測定信号は、スイープサイン波です。測定が完了すると、1ヶ所ごとにすぐに周波数応答グラフが表示されます。
以下の例(最も小さいリスニングポジション)では、9ヶ所で測定します。広いタイプを選ぶと17か所で測定を行います。
測定信号は、スイープサイン波です。測定が完了すると、1ヶ所ごとにすぐに周波数応答グラフが表示されます。

全ての測定が完了すると、測定結果の周波数応答が表示されます。また、補正ターゲットカーブも重ねて表示されます。
最初は、フラットカーブが自動的にターゲットカーブとして設定されています。グラフ上のアンカーポイント(○印)をマウスで移動して、自分好みのカーブが簡単に作れます。
最初は、フラットカーブが自動的にターゲットカーブとして設定されています。グラフ上のアンカーポイント(○印)をマウスで移動して、自分好みのカーブが簡単に作れます。

ターゲットカーブを作ると、Dirac Liveはすぐに補正フィルターの計算を開始し、補正フィルターの計算が終了した時点で、補正後の周波数特性が表示されます。

補正前(上)と補正後(下)の、インパルス応答の比較もできます。

補正前(上)と補正後(下)の、インパルス応答の比較もできます。

DDRCシリーズは、内部に4つのフィルタースロットを持っており、そこに補正フィルターを記録できます。
フィルター名称の編集をした後、各スロットにエクスポートします。これでDirac Liveは完了です。
フィルター名称の編集をした後、各スロットにエクスポートします。これでDirac Liveは完了です。

所望の補正フィルターがDDRCシリーズにエクスポートされれば、コンピューターは必要ではなくなります。
その後は、フロントパネルのノブ(DDRC-24以外)および純正のminiDSP IRリモコンで操作を行います。以下が操作できる機能です。
その後は、フロントパネルのノブ(DDRC-24以外)および純正のminiDSP IRリモコンで操作を行います。以下が操作できる機能です。
- マスターボリューム
- マスターミュート
- ソース選択
- Dirac LIVE フィルターのオンオフ
- フィルターセットの選択
仕様\製品名 | DDRC-24 | SHD | SHD Studio |
---|---|---|---|
写真 | ![]() |
![]() |
![]() |
特長 | DiracLiveとminiDSP プラグインを統合。1台でスピーカーの最適設定とルームEQの両方を実現。 USBオーディオやTOSLINKも搭載したコストパフォーマンス抜群のminiDSP。 |
32bitAD/DA@96kHzをベースに、miniDSPプラグインとDiracLiveを搭載したハイエンドプロセッサー。ネットワークにも対応し、Spotify/Roon/Volumioによるストリーミング、Wifi制御、USBメモリー再生など多彩な機能を搭載。 | 基本性能はそのままに入出力構成をデジタルだけに絞った、SHDのコストパフォーマンスモデル。各種ソースを直接デジタル接続でき、外部DACを使うことで最終段までデジタルのままシステムを構築できます。 |
アナログ入力 | 2ch (RCA)24bit ADC | 2ch (RCA, XLR) 32bit ADC | ✕ |
アナログ出力 | 4ch (RCA)24bit DAC | 4ch (RCA, XLR) 32bit DAC | ✕ |
デジタル入力 | ・TOSLINK ・USBオーディオ |
・TOSLINK ・SPDIF ・AES/EBU ・USBオーディオ |
・TOSLINK ・SPDIF ・AES/EBU ・USBオーディオ |
デジタル出力 | ・USBオーディオ | ・SPDIF x 2 ・USBオーディオ |
・SPDIF x 2 ・AES/EBU x 2 ・USBオーディオ |
サンプリング周波数 | 48kHz | 96kHz | 96kHz |
信号処理機能 | ・DiracLive ・miniDSP プラグイン信号処理 |
・DiracLive ・miniDSP プラグイン信号処理 |
・DiracLive ・miniDSP プラグイン信号処理 |
Roon Ready | ✕ | ○ | ○ |
ネットワーク端子 | ✕ | ○ | ○ |
WiFi | ✕ | ○ | ○ |
USBメモリー再生 | ✕ | ○ | ○ |
フロントパネル操作 | ✕ | ○ | ○(ヘッドフォン端子有り) |
IRリモコン | 付属 | 付属 | 付属 |
電源 | DC12V(ACアダプター付属) | 本体内蔵 | DC12V(ACアダプター付属) |
本体サイズ | 手のひらサイズ | フルラックサイズ | ハーフラックサイズ |
価格(税込) | 82,500円 | 239,800円 | 179,300円 |